作品と自分も、人と自分も・最終回

2013.01.24 04:12|今日の気づき☆
さて今日はこのシリーズの最終回、まとめです。ちなみに全然まとめになってません(そこが私よね)。



<腰がくだけるほどべた惚れな作品がある件>

大好き・・・。愛してるの。ずっと一緒にいて?離れないで?あなたにメロメロなの・・・。
一生離れてなんかやらない。ほんとに、ほんとにあなたのことが大好きなの・・・。



・・・っつー作品があるわけですよっ。演奏家ならだれでも(笑)。ぶわっはっは  あーっはっは

私にももちろんあります^^。以前弾いたことがあって今でも引き続けている曲にしろ、
これから絶対死に物狂いで練習して自分の心と体にしみこませてやろうと思っている曲にしろ、です。

これらの作品に対する情熱たるや、半端ないです。

この曲が弾きたい、本番に乗せたい、と思って今までコンサートなどで弾いてきた作品もたくさんあります。
それはそれは幸せなことです。至福です。ああ、ありがたや。

でも若い頃は、その作品があまりに好きすぎて、完璧に弾いてやろうと思いすぎて力んで
かえって納得のいかない演奏になった、なんてこともしばしばあります(爆)。

まるで、彼氏に「きれいだね」って言ってほしくてがんばってメイクしたのに、
肝心の彼氏から、「ノーメイクでよくね?」って一蹴されたような気分
いや違うな、そのメイクで自分がなりたい表情になれなかった気分、とでもいいましょうか。

若い頃は、演奏が終わって悔し泣きしたことだってあります。
なのに作品(=彼氏)はフォローなんかしませんよ~?ええ、しませんとも。冷たいもんです(笑)。

ただクールに、「ま、またがんばればいいんじゃん?」ってひとこと問いかけてくれはします。
だから「よぉーっしゃぁー!!今度こそーっ!!ふむむーっ!!」って思えます。

それに、もしも自分が好きな作品で、かつ自分も現在弾いている作品を、
他の演奏家が軽々弾いてのけてたりするのを聴くと、「キィィー」となってちょびっと嫉妬するあたりも、
何となく恋愛っぽいというか、「彼と彼が(?)分かり合えたのに、どうして私じゃだめなの?」みたいな、
あれ?違うか。まあいいや。


また私には、前から弾きたい弾きたいと思っていて、でも他の作品を弾いていたから練習できなくて、
もしくは挫折して、あるいはおじけづいて、「自分には無理かも・・・(涙)」と尻込みしていたけど、
今とっても弾きたい!弾けるようになりたい!なってみせる!と思う作品があります。

どの作品かは、ナ・イ・ショ(笑) 

でもこの作品たちは、一生かけて演奏したいと思っていて、だからこそ、丁寧に時間をかけて勉強したい。
すでに何曲か練習し始めているのですが、もう、幸せで幸せで脳内でドーパミンが大放出になります。


その作品(=憧れの彼)が大好きだからこそ、作品から嫌われたくないんです。

だからこそ、丁寧に丁寧に、時間をかけてじっくり練習したい。自分を磨きたい。

「お前には無理だよ」「キミは僕にはふさわしくないね」なんて大好きな作品から思われたくないんです。


練習しても練習してもうまくいかないところなんかあったりすると、がぁ~ん、って滅入ります。
そういう時は「♪飲んで~飲んで~飲まれて~飲んでぇ~」って酔いつぶれたりもします。

「どうして?どうしてそんなにつれないの・・・?こんなに、こんなに好きなのに・・・」ってなもんです。

ああ、なんという乙女心でございましょう(アラフォーだけど)。

でももし地道で丁寧な練習の成果が表れて、本番で自分でも納得のいく演奏ができたら、
もう、もうね、そんなのはもう、そりゃあもうまるで(ピーーーーーーーーーーーーーーー ←自粛中)
・・・かのような心持ちになること間違いないです(大笑)。


好きな人に振り向いてもらえるように自分磨きをするのと同じように、
何時間もかけて練習するんです。作品と真っ向から向き合うんです。演奏家って。

ピアニストは、たった3分で終わるような短い曲でも何百時間と費やすんです。
それでも一生自分の演奏に満足することはないかもしれません(っていうか、私は満足なんかしたことないよ)。

時には1分間に1000個以上の音を弾かなければいけないような曲とかもあるし、まあどんな作品であれ、
それをいかにミスを少なく、もしくは、願わくばどうしたらノーミスで弾けるようになるか、
あるいは、ミスをしてもそれをカバーできる余裕をどう練習で培うか、
それらを機械的な演奏に陥らないように、いかに音楽的に構築していくか、処理していくのか、
これでもか~これでもか~と頭と体を酷使するんです。



音楽が、その作品が大好きだから。。。



・・・それとも私だけかな?こんな風に考えるの(汗)。
っつーか、これじゃあ自分のどM加減があからさま(爆)。 あーっはっはっはえーっへっへっへ

「おめーだけだよ、ちげーよ、一緒にすんなよ」っていう同僚の声があちこちから聞こえてきそうですが(爆)、
まあ、聞かなかったことにしましょう。 わっはっは 

テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽

タグ:オランダ ピアノ 遠藤瑞香 ご縁 作品 練習

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プロフィール

☆Mizuka☆

Author:☆Mizuka☆


ピアニスト・ピアノ講師
おんがくのせんせい

「にんげん」が大好きです。



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義理人情に厚い群馬県
桐生市生まれ、みどり市育ち。
大間々中学校→
桐生女子高校英語科→
新潟大学教育学部→
新潟大学大学院→
デンハーグ王立音楽院→

毎日が、今の自分をさらに
自分らしくしていくための
修行になってます。

今までいろーんなことを
書いてきましたけども、
これからもますます
私らしく生きながら、
日々思うこと考えることを
綴っていこうと思います。

ピアノの教育についても
独自のセンスでスパッと
斬っちゃいますよ(笑)。

コンサート情報


4月16日(日)
松濤サロンコンサート

5月28日(日)
ガラコンサート

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